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IHIは国内初の浮体式洋上風力発電設備の風車・浮体のAIP取得

 

株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(以下IHIMU)は株式会社日本製鋼所と両社で開発した浮体式洋上風力発電設備について、平成24年1月23日に、 (財)日本海事協会より、浮体・風車一体でAIP(APPROVAL IN PRINCIPLE:概念承認)を取得したと発表した。

浮体・風車一体でAIPを取得するのは国内初

今回のAIPの対象設備は、IHIMUのアドバンストスパー型の浮体と、JSW製の2MWのダイレクトドライブ方式の風車(J82-2.0タイプ)で、浮体式洋上風力発電として、浮体・風車一体でAIPを取得するのは国内初となる。
IHIMUのアドバンストスパー式の浮体は、低動揺型洋上風力発電浮体として東京大学との共同研究により開発されたもので、洋上での揺れを抑え、安全かつ安定した発電を実現する構造となっている。
IHIMUは、今後、この概念設計をベースにさらに大型設備の開発を行うとともに、国内外の洋上発電プロジェクト参加への取り組みを進めていく。

関連リンク

株式会社IHI
http://www.ihi.co.jp/index.html

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