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コマツ、アダロ、UTは「BDFプロジェクト」製造プラントの開所式を開催

 コマツ、アダロ、UT(ユナイテッド・トラクターズ)は、2009年から3社共同でBDF(バイオディーゼル燃料)プロジェクトを進めていた。
 このたび、プロジェクトの本格始動を受けて、5月31日にアダロ鉱山にて3社共同のプラントの開所式を実施した。

プロジェクト内容

 このプロジェクトは、インドネシア・カリマンタン島のアダロ鉱山で、ジャトロファその他の植物を原料としたBDFを製造し、それをアダロ鉱山で稼働するコマツ製ダンプトラックHD785の燃料として使用さする。
 そして、最終的には、アダロインドネシア(アダロの完全子会社、事業内容:鉱山の運営)が、採掘地やその他周辺地域にジャトロファなどの植物を植え、持続可能な地産地消型のBDFサプライチェーンを築き、現在よりも環境負荷の低い鉱山オペレーションを達成することを目指すものだ。

今後の展望

 3社は今後もこのプロジェクトに継続して取り組み、2012年以降に100台規模でのダンプトラック稼働を目指す。
 100台規模のダンプトラックを稼働させる場合、想定している軽油へのBDF混合率が20%の前提で、年間約8,000トン程度のBDFが使用され、CO2換算で約2万トンの削減(コマツの国内事業所の年間排出量の約10%に相当)が見込まれる。

関連リンク

コマツ http://www.komatsu.co.jp/

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