常磐道・山元、連結作業完了

河北新報によれば、年内の開通を目指して工事中の常磐自動車道相馬－山元インターチェンジ（ＩＣ）間にある宮城県山元町鷲足の山元未来橋で、大型クレーン２基で両端をつなぐ長さ２０メートル、重さ５６トンの鉄製の橋桁２本をつり上げ、作業員が国道の真上に連結する作業が２６日深夜から翌日未明にかけて行われた。

午後１０時、立体交差する国道６号を全面通行止めにして作業は始まり、約５時間半後に終了したことで、町内を通る常磐道約１０キロの１０カ所の橋が全てつながった。

長さ１４０メートル、幅員１０メートルの２車線の２本が並走する上下４車線からなる山元未来橋の名称は、地元の児童らから募ったアイデアを採用。
東日本高速道路東北支社山元工事区の井須勝工事長は「工事の大きなヤマ場を越え、完成が見えてきた」とコメントする。

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河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201403/20140328_15017.html