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戸田建設は「簡易型の建物診断モニタリングシステム」で減災提案

戸田建設株式会社は、戸田建設のBCP(事業継続計画)の核をなす技術として、大地震時の建物の被災度を即時評価する「簡易型の建物診断モニタリングシステム」を開発し、同社技術研究所(茨城県つくば市)にある実大規模の試験体を用いて検証実験を実施した。

自動分析で診断が可能

開発した「簡易型の建物診断モニタリングシステム」は事前にシステムに登録した建物設計情報と、建物内に設置したMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)加速度センサー(富士電機株式会社と共同開発)の情報をもとに、地震による建物の揺れをリアルタイムに分析し、建物の安全性(損傷度)を即時に評価できるシステムだ。
地震後の建物の健全性や安全性について、自動で記録された揺れのデータをもとに、自動分析で診断を行うことができる。システムのハード部分は、加速度センサー、記録収録部、表示画面で構成している。加速度センサーは設計図書などから最適な位置に設置する。

関連リンク

戸田建設株式会社
http://www.toda.co.jp/news/2012/20120618.html

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