国土技術開発賞の国土交通大臣表彰 最優秀賞を大林組のURUP工法が受賞

国土技術研究センターと沿岸技術研究センターが主催する第14回国土技術開発賞において、大林組が開発したURUP（ユーラップ）工法が最優秀賞に選ばれ、国土交通大臣表彰を受けた。

シールドマシンが地上発進・地上到達する国内初の技術

URUP工法は、シールドマシンを地上から発進し、トンネルを構築して、再び地上に到達させる国内初のシールド工法。地上から掘削する開削工法とは異なり、シールドマシンを発進・到達させるための立坑を掘ったり、トンネルへ続く斜路を掘削したりする必要がない。
地下を一気に掘り進めるため、工期を大幅に短縮し、騒音や振動などによる周辺環境への影響も抑制する。また、掘削土量の削減やCO2排出量の低減など、環境に優しい。
大林組は、URUP工法を国内外のシールド工事で提案し、人と環境に配慮したスピーディーな交通インフラの整備で、都心の渋滞緩和に貢献したいと考えている。

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株式会社大林組
http://www.obayashi.co.jp/news/news_20120710_1