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西松建設はひび割れ注入材の充填状態確認技術を開発

 西松建設株式会社は、佐賀大学伊藤幸広准教授と共同で、ひび割れ注入材の充填状態を確認する新しい技術を、北陸農政局発注の阿賀野川頭首工改修工事に試験的に適用し、充填状態を確認できることを検証したと、7月27日発表した。
 本技術は、西松建設のオリジナル技術である「構造物検査用内視鏡」の光源に紫外線LEDライトを用いることで、蛍光剤を添加した注入材が発光し、充填状態を確認するものである。

技術の特徴

①目視により注入状態を直接確認できる。
②大掛かりな装置を必要としない。
③鉄筋を切断することなく、構造物へのダメージを最小限で注入材の状態を確認できる。
④孔が小径のため、複数のポイントで確認ができる。
⑤支持リングを使用することにより、これまでの内視鏡調査より、鮮明で正確な内部情報が得られる(ひび割れ幅0.1mm以上の測定が可能)。
⑥構造がシンプルであり、現場での作業性に優れている。
⑦デジタルカメラでの記録ができる。

関連リンク

西松建設株式会社 http://www.nishimatsu.co.jp/

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