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大林組は既設ダムの仮締切りを省力化する「収納式密閉型仮締切り工法」を開発

<収納式密閉型仮締切り工法の特長>

1.仮締切りの省力化と作業の効率化

工場などで製作した函体を現地ヤードで組み立て、水中に吊り込み、ダム上流側の取水口に据え付けることで、鋼矢板や鋼管矢板を用いることなく、ドライな空間を確保します。密閉された函体の内部に、取水口に設置するゲートやスクリーンなどをあらかじめ収納しておくことができるため、現地での速やかな設置作業が可能となる。
現場作業の大幅な省力化により、工期短縮およびコスト低減ができることをシミュレーションにより確認した。

2.水位制約を受けずに施工可能

従来工法では、仮締切り内の作業は、安全確保や品質確保のため、貯水位を低下させ、かつ、大きな出水がある期間を避ける必要がある。しかし、本工法では水位制約を受けないため、作業期間を問わない。
また、水位を低下させる必要がないため、発電所の運転および下流利水者へ影響を与えることがない。

関連リンク

株式会社大林組
http://www.obayashi.co.jp/

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